02 Nov 2022
2022年11月02日
10月26日、コンラート・アデナウアー財団(KAS)日本事務所は、「ウクライナ戦争:欧州の対応とインド太平洋へのインプリケーション」をめぐって専門家によるラウンド・テーブルを開催しました。 冒頭、モデレーターの慶應義塾大学 鶴岡路人准教授より本会の位置づけについて説明を行った上で、KAS日本事務所のラベア・ブラウアー代表よりブリュッセル・スクール・オブ・ガバナンスのCentre for Security, Diplomacy and Strategy (CSDS)及び日本の専門家各位による参加を歓迎、謝辞を述べました。
CSDSのスピーカーが言及したポイントは以下通り。
• 欧州・大西洋(EU-Altantic)、インド太平洋(Indo-Pacific)それぞれの地域から見たロシアによるウクライナ侵攻の影響 • 米国の軍事的プレゼンスを通じた両地域の間接的なつながり
• 価値感を共にする日本及び台湾の欧州による再評価
• 東欧諸国の中国へのポジショニング変化
• EUの戦略的自律性における防衛協力の更なる緊密化と強化
• 防衛分野におけるEUとNATOのより良い連携・協力への発展
その後、新領域(ニュー・ドメイン)における日・NATO協力、台湾有事、志を共にする国々の連帯、兵器システム等について議論が行われた。
Project Lead: 瀧口直輝
プロジェクト担当 瀧口直輝
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