NPI&KAS セミナー「経済安全保障 ―ドイツの視点」
独連邦議会 キリスト教民主/社会同盟 議員団による訪日
中曽根平和研究所(NPI)との間で経済安全保障分野での協力関係を確認するMOUを締結しました。
1955年に設立された政治財団のKASは、ベルリンの本部と100カ国以上に所在する各地域事務所において政府や経済界、学術研究機関など、様々な分野において影響力を持つリーダーの交流を促進しています。拠点を構える国だけではなく世界の120カ国以上で活動を展開し、より豊かな社会の形成を支援しています。
日本プログラムでは、日独間の直接交流を推進することで、二国間関係の深化に努めています。このプログラムでは、議会間対話、CDU(キリスト教民主同盟)と自由民主党の政党間対話、他の政党との活発な交流のほか、専門家フォーラム、会議、スタディツアー、奨学金制度などを実施しています。また、本プログラムの活動に関連する出版物も制作しています。
SOPASは、アジアにおける経済・ガバナンスモデルの議論や改革に貢献する地域的フォーラムです。アジア全域の政策立案者、経済学者、政治アナリスト、オピニオンリーダー等のネットワークを結集し、新たな課題の議論や政策の代替案の提案、ベストプラクティスの共有を行っています。アジアで行われた議論は、専門家会議、セミナー、ワークショップなどを通して、欧州においても展開しています。また、主要トピックに関する出版物も定期的に刊行し、国や地域の政策決定者にインサイトや提言を提供しています。
法に基づく国際秩序、及び陸海空・サイバーを問わず、地域の平和と繁栄の維持・継続
気候変動、エネルギー、生物多様性、環境保護を含む、持続可能な経済成長と開発の実現
テクノロジー、強固な民主制度、多様性及びジェンダー平等が相伴って人類の繁栄を支える社会の構築
2月20日、コンラート・アデナウアー財団(シュティフトゥング)(KAS)日本事務所は、中曽根平和研究所(NPI)との共同プロジェクトとして「経済安全保障―ドイツの視点」をテーマとしたセミナーを開催し、国会議員や政府・省庁関係者の参加を得た。本セミナーは、昨年12月にNPIとKASの間で締結された経済安全保障分野における協力関係を強化するための覚書(MoU)に基づいて開催されたものであり、その概要は以下のとおり。
2月7日から9日にかけて、ヨハン・ヴァーデフール キリスト教民主/社会同盟(CDU/CSU)会派院内副総務を団長とする同会派独連邦議会議員団が来日し、日本の国会議員や有識者との意見交換を行った。 議員団は、7日に衆議院第二議員会館にて行われた日独友好議員連盟総会に出席し、遠藤利明 会長をはじめとする与野党の国会議員と議論を交わした。総会では50名を超える日本の国会議員からの参加が得られ、日独の外交安全保障・防衛政策や対中政策のみならず、人権デューデリジェンスや対アフリカ政策など、多岐にわたるテーマについて活発な意見交換が行われた。 また、議員団の来日中には上川陽子外務大臣および木原稔防衛大臣との会談が持たれ、インド太平洋地域における貢献や日独物品役務相互提供協定(ACSA)に言及しつつ、国際情勢が不安定化するなかで外交・防衛面における日独連携を強化する重要性が確認された。伊藤信太郎 環境大臣との意見交換では、環境・気候問題に対する先進国としての日独の国際的なアプローチがテーマとなった。 さらに、辻清人 外務副大臣、森山裕 自民民主党総務会長、泉健太 立憲民主党代表および藤田文武 維新の会幹事長とも意見交換が行われ、日独の政治状況や主に外交・安全保障分野における日独協力のあり方等について議論がなされた。
2023 年末、日本政治は自由民主党の清和政策研究会(安倍派)や志帥会(二階派)の政治資金問題に大きく揺れた。本稿は本事案に端を発する政治への余波と政治改革について筆者の考察を論ずるものである。
12月6日、コンラート・アデナウアー財団(シュティフトゥング)(KAS)日本事務所は、中曽根平和研究所(NPI)との間で、経済安全保障分野での協力関係を確認する覚書(MoU: Memorandum of Understanding)を締結した。
10月30日から11月1日にかけてカーステン・リンネマン キリスト教民主同盟(CDU)幹事長およびフィリップ・ビルケンマイヤー CDU連邦副事務局長/CDU政治・綱領担当部長が来日し、政党関係者や政府機関との意見交換を行った。
10月24日および25日、コンラート・アデナウアー財団(シュティフトゥング)(KAS)日本事務所は、日欧先端研究ネットワーク(EJARN)との共同プロジェクトとして「安全保障および開発における日・EU連携」をテーマとしたジョイント・フォーラムを開催し、日本および欧州で活躍する有識者や政府・省庁関係者の参加を得ました。
2月7日から9日にかけて、ヨハン・ヴァーデフール キリスト教民主/社会同盟(CDU/CSU)会派院内副総務を団長とする同会派独連邦議会議員団が来日し、日本の国会議員や有識者との意見交換を行った。
中曽根理事長とコンラート・アデナウアー財団(KAS)のブラウアー日本事務所代表による署名式には、フォン=ゲッツェ駐日ドイツ大使にもご参加いただき、KASベルリン本部からフィッシャー=ボリーン分析・コンサルティング局長も同席しました。 これまで有意義な議論の場を提供いただいたことに感謝し、今後ますますNPIとの協力関係を強化していけることを期待しています。
昨年12月、中曽根平和研究所(NPI)と弊財団の間で経済安全保障分野における協力関係を強化するためのMoUが締結され、その具体的な形として2月20日にNPIとの協力に基づくセミナーを開催しました。
1955年に「キリスト教民主教育活動協会」として設立しました。
世界の120カ国以上で活動を展開しています。
奨学⾦の⽀給を通して、有能な若者を⽀援しています。