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日本の女性:新しい社会像を求めて

18 May 2022

KAS日本事務所では4月4日に「日本の女性」シリーズ第2回目となるWomen in Japan: Updating Gender Roles in Society(日本の女性:新しい社会像を求めて)をオンライン・セミナーとして開催しました。

近年、女性が働くことは一般的になっているものの、「男性は仕事、女性は仕事と家事育児 」という状況を指す新・性別役割分業という言葉もあります。日本は世界でも有数の充実した男性の育児休業制度があり、近年では男性の育児休業取得率は上がってきているものの、男性の育児休業はいまだ社会で十分に受け入れられているとはいいがたい状況です。

また、「男は稼ぐべき」という社会的規範があり、大黒柱バイアスとも呼ばれるこのプレッシャーが日本の働く世代の男性の自殺率の高さに大きく関係していると言われています。 これらを踏まえ、前回扱った政治・経済・社会の3分野のうち、日本のジェンダー問題の根源に触れるためにまず社会分野を取り上げます。

このウェビナーの目的は、ジェンダー分野で成功している北欧諸国(ノルウェー)がどのようにして現在のジェンダー状況を実現したかを学び、日本の現状と比較することで、日本社会のジェンダー状況を変えるための政策提言を行うことです。

本ウェビナーの動画は下記からご覧いただけます。

Project Lead: 吉田あかり

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KAS日本事務所では4月4日に「日本の女性」シリーズ第2回目となるWomen in Japan: Updating Gender Roles in Society(日本の女性:新しい社会像を求めて)をオンライン・セミナーとして開催しました。

近年、女性が働くことは一般的になっているものの、「男性は仕事、女性は仕事と家事育児 」という状況を指す新・性別役割分業という言葉もあります。日本は世界でも有数の充実した男性の育児休業制度があり、近年では男性の育児休業取得率は上がってきているものの、男性の育児休業はいまだ社会で十分に受け入れられているとはいいがたい状況です。

また、「男は稼ぐべき」という社会的規範があり、大黒柱バイアスとも呼ばれるこのプレッシャーが日本の働く世代の男性の自殺率の高さに大きく関係していると言われています。 これらを踏まえ、前回扱った政治・経済・社会の3分野のうち、日本のジェンダー問題の根源に触れるためにまず社会分野を取り上げます。

このウェビナーの目的は、ジェンダー分野で成功している北欧諸国(ノルウェー)がどのようにして現在のジェンダー状況を実現したかを学び、日本の現状と比較することで、日本社会のジェンダー状況を変えるための政策提言を行うことです。

本ウェビナーの動画は下記からご覧いただけます。