2021年9月9日に開催されたオンライン会議「デジタル・アジア:即応的な貿易政策の策定」のイベントレポートになります。
2021年8月27日に開催した連邦議会選挙に関する第一弾のオンラインイベント「ドイツ連邦議会選挙前:これまでの分析と予想」のイベントレポートになります。
暦の上では既に秋を迎えたが、実態的にまだ暑い夏は続く。地球温暖化の影響か、暑さが以前より長く続くように感じられる近年である。特に本年は政治関係者の中では特に「熱い」夏、そして多忙極める秋となる。それは衆議院総選挙が現職衆議院議員の任期満了日である10月21日に近づいており、加えて菅義偉総理大臣の自由民主党総裁としての任期が今月末に迫っているためである。これに新型コロナウイルスの蔓延、オリンピック、パラリンピック等の複合的な事象が重なっている。オリンピックは成功裏に終わった が、それが菅政権の支持率を高めることには至らなかった。総選挙期日の予測は衆議院議員の任期が2か月を切った9月初旬現在でも確定的に述べることが難しいのが現実であるが、自民党総裁選は9月29日がその期日となり 、総選挙は10月、または11月となる。今回その選挙期日について定める公職選挙法第31条が実質的に内閣に選択肢を与えていること、また現下の政治情勢の考察を行ったので、ここに論じる。
ドイツ選挙前後のより深い洞察と包括的な知識を提供するために、現役ドイツ国会議員を招いてディスカッション式ウェビナーを2回開催します。第二弾は ドイツ選挙直後の9月27日の午前中に開催し、ユルゲン・ハート議員(キリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)会派外交政策広報担当)がご参加されます。
2020年6月、防衛省は、突如イージス・アショア配備計画の断念を発表した。その後、政府与党間で紆余曲折の政策調整を経て、12月18日、イージス・アショアに代わり「イージス・システム搭載艦」を2隻建造することが閣議決定された。陸上イージス・システム2基を配備する計画が洋上のイージス・システム搭載艦2隻建造へと転換されることにより、我が国の「総合ミサイル防空」にどのような影響を与えるのか、また、イージス・システム搭載艦とはいかなる「艦艇」であるのか、さらに、その運用構想はどのようなものであるべきか、長島昭久衆議院議員が考察する。
ドイツ選挙前後のより深い洞察と包括的な知識を提供するために、現役ドイツ国会議員を招いてディスカッション式ウェビナーを2回開催します。第一弾は ドイツ選挙一ヶ月前の8月27日に開催し、ウルズラ・ グローデン=クラニヒ議員(ドイツ連邦議会議員、欧州連合委員会・外務委員会委員)がご参加されます。
覇権を強める中国による台湾侵攻への危機感が、日米2プラス2、その後の日米首脳会談、日EU首脳協議、G7首脳会議に引き継がれた。日米首脳会談の共同声明で「台湾」が言及されるのは実に52年ぶり であった。その1969年当時、日米は台湾との国交を有し、今とは状況は大きく異なる。菅義偉総理大臣、ジョセフ・バイデン大統領による共同声明は「台湾海峡の平和と安定の重要性」 について強調しているが、仮に中国が台湾を侵攻した場合の日本の事態認定について整理し、グレーゾーン事態を巡る課題と各政党による議論を論じたい。
2021年6月23日にベルリン日独センター、日本国外務省、独連邦外務省、日本国際問題研究所と共に7回目となる1.5トラック年次安全保障対話の一環として、公開シンポジウム「インド太平洋地域におけるセキュリティー・ダイナミクス」のイベントレポートになります。
ベトナムの若者についてより深い分析を行い、この部門におけるより良い労働の未来を確保するための包括的な戦略を打ち出すことが不可欠である。それが本カントリープロファイルの目的であり、本カントリープロファイルは4 つのパートから構成されている。第1部では、ベトナムの状況、労働力の人口統計、特に若者の労働力について概説する。第2 部では、ベトナムの若者の未来の働き方の傾向について、第3 部では、ベトナムの若者が労働市場で直面する課題について論じる。最後に、若者の未来の労働を支援するための政策対応と提言を示す。
本カントリープロファイルは、マレーシアの未来の労働の実態を明らかにするためのものである。第1 部では、 マレーシアの若者の現状を、人口統計学的視点、教育や若者の労働力参加から検証する。第2 部では、マレーシ アの若者が直面している現実を、若者にとっての機会と課題の両方から論じる。そして最後の部は、若者が労働に移 行する際に直面するいくつかの課題をさらに軽減するための政策提言を行うものである。